中国とサウジがハイレベル委員会を設置へ

習近平国家主席に同行してリヤドを訪問している王毅外交部長（外相）は20日、サウジのジュベイル外相と会談した。人民日報が伝えた。

両外相は共同記者会見で、両国間にハイレベル委員会を設置して各分野の協力を指導・調整することで習主席とサルマン国王が合意したことを明らかにした。

王部長は「習主席のサウジ訪問成功は両国関係の歴史において一里塚的意義を持つ。最も重要な成果は双方が両国関係の包括的・戦略的パートナーシップへの格上げを決定したことだ。ハイレベル委員会の設置は習主席のサウジ訪問の重要な成果の1つであるとともに、両国による包括的・戦略的パートナーシップ構築の重要な第一歩でもあり、双方は包括的・戦略的パートナーシップという大きな方向に沿って、ハイレベル委員会の指導と調整の下、各協力を力強く推進する。両国の外務省はハイレベル委員会設置の具体的事項について話し合い、両国元首の合意をしっかりと実行に移す」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年1月21日