この結果は信頼できるだろうか?記者はさらに、四川省第四人民病院臨床検験科に依頼し、同時に実験を行った。2日間の検査・測定により、小包の細菌数は1平方センチメートル当たり0.5個で、結果がほぼ一致した。
◆ATMの細菌数が最多
この検出された細菌数は、何を意味しているのだろうか?成都医学院科学研究実験センターが検査を行ったところ、エレベーターのボタンの細菌数は1平方センチメートル当たり2.42個、ATMのボタンは10.35個、携帯電話は4.97個だった。
科学者は、「比較すると、ATMの細菌数が非常に多いことが分かる。今回の実験結果を見ると、小包の細菌数は測定した物体の中で最も少ないことになる。携帯電話の細菌数も、小包の10倍弱となっている。しかし小包は表面積が広いため、細菌の全体数は少なくない」と話した。
四川省第四人民病院臨床検験科も、小包以外の細菌数を測定した。その結果、携帯電話の細菌数は1平方センチメートル当たり8.33個、乗車カードは0.37個、テレビのリモコンは4.2個だった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月21日