「宿題をしている時、お母さんは隣で携帯を見ている」、「寝る前に、お父さんに学校のことを話している時、お父さんは携帯を見ている」。これら子供たちの「つぶやき」を見て、ハッとさせられる親も多いのではないだろうか?最近、江蘇省南京市の小学生数人の「携帯」をめぐるつぶやきが「携帯を置いて、抱っこして」という詩にまとめられた。子供たちの素朴な声は、多くの親が普段の行動を見つめなおす機会となっている。揚子晩報が報じた。
この詩をまとめたのは、南京市芳草園小学校2年生2組の生徒とその保護者だ。
子供と保護者らが集まった機会に、保護者が「両親は家でよく携帯を見ているか?」と子供に聞いたところ、「もちろん。携帯を見るのが一番好きで、食事の時も携帯で遊んでいる」、「おしゃべりをする時も見ている」と声をそろえた。そこで、子供たちの「心の声」をまとめ、親たちに聞いてもらおうとの意見が上がった。「子供たちが書いた後、私と数人のお母さん方がネット上の漫画と組み合わせ、詩に仕上げた」。先週、南京で開催された公益イベントで、数人の小学生がこの詩を読み上げたほか、保護者がSNSに投稿したところ、保護者らから大きな反響があった。