昨年11月、パリで同時テロが起きた後、多くの地元住民は、仏内政省からの警告に従い、外出を控えた。だが、中国人観光客の「爆買い」意欲は、全く衰えなかった。事件発生後1週間も、パリ有数のショッピング街で、中国人観光客を送迎するバスの数が減ることはなかった。現地の店員によると、事件後の買い物客は、中国人が9割を占めたという。
当然のことながら、中国人の消費熱は、ショッピングだけに向かっている訳ではない。国内大手旅行サイト・携程旅行網が今年に入り発表した報告によると、春節(中国の旧正月。今年は2月8日)連休中、中国人の海外旅行先で最も遠い目的地は「南極」だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月22日