24日午前、正体不明の者による暴力襲撃により、ラオスで中国国民2人が死亡し、1人が負傷した。
これについて中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「中国側はすでにラオス側に早急な事件解決を要求すると同時に、現地に滞在する中国国民に安全策の強化を呼びかけた」と表明。
華報道官は「現地中国大使館は情報を受けて強く重視し、直ちに緊急態勢を敷いて、ラオス側と全力で負傷者を治療し、死者の善後処理に適切にあたった。現地中国大使館の領事館員は直ちに病院を訪れて中国国民を見舞った。中国側はラオスの関係当局と緊密な意思疎通も保ち、ラオス側に対して早急に事件を解決し、確実で効果的な措置を講じて、ラオスにおける中国国民の人身と財産の安全を確保するよう求めた」と述べた。
華報道官によると、現在ラオス側は事件について真剣に調査している。中国大使館はラオス側と緊密な意思疎通を継続するとともに、現地中国人に安全意識の強化を呼びかける。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月26日