外交部(外務省)の14日の定例記者会見で洪磊報道官が質問に答えた。
【記者】報道によると中国側が永暑(英語名ファイアリー・クロス)礁に新たに建設した飛行場での試験飛行について、ベトナム側は昨日、中国側は外交ルートを通じてベトナム外務省に飛行計画を通告したが、中国側民間航空当局はベトナムの民間航空局に通告を行わなかったとして、民間航空の安全を脅かすものだと指摘した。これについてコメントは。ベトナムの航空管制当局に事前に飛行計画を通告したか。
【洪磊報道官】中国側はベトナム側の再三の弁解に驚き、理解できないものである。私がまず重ねて表明する必要があるのは、中国は南沙(英語名スプラトリー)諸島と周辺海域に対して争う余地のない主権を有しているということだ。中国側がベトナム側のいわれなき妨害のために飛行活動を国の航空活動に変えざるを得なくなった前、北京時間2015年12月28日17時46分、中国の民間航空飛行校検センターは規定と国際的慣例に基づき、ホーチミン飛行情報区管理当局に飛行計画と航路などの具体的技術情報を通告した。
重ねて表明するが、中国側が永暑礁に新たに建設した飛行場で行った試験飛行は国際法と国際的慣行に沿ったものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月15日