〇クルーズ船での「カウントダウン」が大人気
伝統的な春節と「エキゾチック・ムード満点」のクルーズ船の組み合わせが、人々の新たな「年越しスタイル」ブームとなっている。同程旅遊が発表した「2016年春節連休旅行動向報告」によると、春節連休中、クルーズ旅行の需要がかなり高まっており、今年の春節連休にクルーズ船で海外旅行に出る人は、前年同期比39.64%増の見通しだという。クルーズ船に乗り、海の上でカウントダウンをするという新たな「年越しスタイル」を選ぶ人は増える一方だ。
同程旅遊クルーズ部門の王凱氏は、次の通り述べた。
海上でのカウントダウンイベントを行う弊社のクルーズは、これまで20回ほど行ってきた。このうち、日本・韓国や東南アジア方面の短距離クルーズの人気が高く、春節連休中のクルーズ予約全体の約9割を占めている。最も人気がある目的地は、日本の福岡・沖縄、韓国の釜山・済州島などだ。春節連休中の欧米への長距離クルーズの予約もある程度増えている。今後、クルーズ船の航路は、南極まで伸びる予定で、クルーズ船に乗って「南極でのカウントダウン」が実現する日も、そう遠くはないだろう。
〇「親子周遊ツアー」も人気
春節休暇はまだだが、学生の冬休みはもうスタートしている。温泉リゾート地が友達同士の旅行や親子旅行で人気を博している。1月上旬の全国リゾート温泉ツアーの売上は、12月上旬と比べ、2倍以上増加した。