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アップルペイ中国上陸 銀聯を選んだのはなぜ?

人民網日本語版 2016年02月22日14:32

中国は18日、アップル社の決済システム「アップルペイ」が上陸した世界で5番目の国、アジアで1番目の国になった。中国の銀行12行がこの日、アップルペイに対応するようになったと発表すると、大勢のアップルファンが銀行カードを登録しようとしたため、アップルのサーバーは一時利用できなくなった。アップルは今回、中国銀聯と提携したが、さきに「熱を上げていた」相手は「支付宝」(アリペイ)だった。最終的に銀聯を選んだのはなぜだろうか。「羊城晩報」が伝えた。

▽最終的に銀聯を選んだわけ

アップル中国法人と銀聯の要請を受けた第1期内部モニターを務めた恒豊銀行研究院の董希淼院長(中国人民大学重陽金融研究院客員教授)は、2カ月ほど前に中国建設銀行のカードを登録した。董院長は、「アップルにとって、中国銀聯が構築し運営する巨大な銀行間取引決済システムは、グローバル化された受け入れのネットワークを構築し、背後に10数億人のカード保有者を擁するもので、このような基盤がアップルの中国市場進出にとって『高い出発点』になることは間違いない。一方、銀聯にとってみれば、アップルは世界最先端のスマートフォンメーカーであり、タブレットコンピューターメーカーであり、大勢のファンを抱え、市場での訴求力が高い。両者の協力は『最良の組み合わせ、強い者同士の連携』だといえる」と話す。

業界関係者の一部は、「アップルが最終的に銀聯を選んだのは、銀聯の事業モデルや今後の発展との適合性と大いに関係がある。アップルペイは単なる決済ツールで、口座システムはなく、カード保有者の情報を蓄積することも消費のデータや個人情報を記録することもできず、カード入れのようなものに過ぎない。実際に動くのは銀行カードの消費ルートであり、利用するのはモバイル機器の近距離無線通信技術(NFC)であり、これらはまさしく銀聯が中心になってうち出しているものだ。またアップルペイはカード発行会社、カード運営、決済代行会社、店舗、利用者からなる固有の決済プロセスを維持しており、中間段階をカットした『微信』(WeChat)や支付宝のやり方とは異なる」と話す。銀行関係者の分析によると、「こうした点を踏まえて、カード発行会社、カード運営会社、決済代行会社はみなアップルペイを支持し、店舗はレジ待ちの行列を解消できるので、やはりアップルペイを支持する。アップルペイが中国市場への切り込みに成功したのはこのような正しい『姿勢』があったからだ」という。

アップルペイは海外でも同じように、ビザやマスターカードのような国際的クレジットカード発行会社や銀行と協力パートナー関係を結んでいる。


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