華為は現地時間の21日午後2時、スペイン・バルセロナでパーソナルコンピューター市場に参入することを発表した。一財網が伝えた。
華為のコンシューマー(消費者)事業担当の余承東最高経営責任者(CEO)は発表の場で、「華為は消費者を中心とした、スマート端末をあらゆる場面で体験できる時代を作ろうとしている。(同社製パソコンの)『HUAWEI MateBook』の発表は華為がスマート端末のあらゆる場面への応用をさらにレベルアップさせようとしていることの現れだ」と述べた。
また余CEOは、「今はスマートフォンなどのモバイル端末が非常に強いが、ノートパソコンもまだまだ捨てたものではない。とはいえ、目下の各種ノートパソコン製品にはそれぞれに不足点があり、2in1(ツー・イン・ワン)のタブレットコンピューターが市場の主流でもある。これは華為にとってチャンスだ。ビジネス関係者からみると、2in1は非常に魅力的なビジネス向け商品で、華為はここを足場にモバイルビジネスを牽引していきたい考えだ」と述べた。
華為は発表の場で、米国エリアおよび欧州エリアでの価格の状況を発表した。米国では税抜き価格699ドル(約7万9千円)から1599ドル(約18万1千円)で売り出し、ユーロ圏では税抜き価格799ユーロ(約10万円)から1799ユーロ(約22万6千円)で売り出すという。上級機は人民元にして1万元(1元は約17.3円)の大台を超える。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年2月22日