第13次五カ年計画(2016−20年)の勝利を決めるのは、革新による発展だ。中でも科学技術の革新が、最大の原動力となる。全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)の開幕を控え、出席者と科学研究者が2016年の中国8大科学技術関連ニュースを紹介した。科技日報が伝えた。
◆ニュースその1 仮設宇宙実験室「実践10号」が4月に打ち上げ
中国航天科技集団公司第五研究院総体部が開発を担当する、中国初の微小重力科学実験衛星「実践10号」が、酒泉衛星発射センターに運ばれた。打ち上げは4月を予定。
実践10号は、何の役に立つのだろうか?この仮設宇宙実験室は、宇宙の微小重力といった特殊環境を利用し、15日間の飛行中に微小重力流体物理、微小重力燃焼、宇宙材料科学、宇宙放射線効果、生物への重力の効果、宇宙生物技術という6大分野の19項目の実験を行う。
実践10号は、帰還できるのだろうか?もちろん可能だ。実践10号は回収型の衛星で、帰還モジュールは実験サンプルを地球に持ち帰る。
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