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中国有人宇宙飛行事業、宇宙実験室を今年中にも打ち上げへ

人民網日本語版 2016年02月29日14:15

中国有人宇宙飛行事業の報道官はこのほど、中国は今年中頃から来年の上半期までの間に、有人宇宙飛行事業の宇宙実験室の任務を実施すると発表した。人民日報が伝えた。

上述した目標を実現するため、中国有人宇宙飛行事業は宇宙実験室「天宮2号」、ロケット「長征7号」、貨物宇宙船を開発した。また海南文昌発射場を新設し、4回の打ち上げ任務を遂行することになる。

宇宙実験室の各種準備作業は計画通りに進められている。うち2人の宇宙飛行士からなる有人宇宙船「神舟11号」飛行任務チームが、任務の訓練を行っている。天宮2号、神舟11号、これを打ち上げる長征2号Fロケットは、総組立と調整を行っている。新たに開発された長征7号ロケットは、総組立を行っている。貨物宇宙船は開発がほぼ完了しており、1隻目となる「天舟1号」の総組立と調整を行っている。宇宙実験装置も、製造と準備を終えている。文昌発射場、酒泉発射場、制御・通信システム、着陸場システムは、計画通りに準備作業を進めている。

同報道官によると、2016年第3四半期に天宮2号を打ち上げることになる。2016年第4四半期には2人の宇宙飛行士を乗せた神舟11号を打ち上げ、天宮2号とドッキングさせることで、宇宙の中期滞在実験を行う。その前に、文昌発射場で長征7号の初となる打ち上げ実験を行い、審査を終えた2017年上半期に天舟1号を打ち上げる。これを天宮2号とドッキングさせることで、推進剤補給などの関連する試験を行う。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年2月29日

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