中国科学技術部(省)は25日、北京で2015年度中国科学10大進展を発表した。新華社が伝えた。
2015年度中国科学10大進展は、得票数順で次の通り。
・単一光子のビーム照射により、多自由度量子テレポーテーションに成功。
・ワイル半金属の存在が理論的に予想され、実験によって検証される。
・エボラウイルスの変化と遺伝の多様性の特徴が明らかとなる。
・反物質間の相互作用力の測量を実現。
・宇宙初期の最も明るい、最大質量のブラックホールを持つクエーサーが探査される。
・東アジアで最も古い現代人の化石が発見。
・人類の原始生殖細胞遺伝子の発現およびエピジェネティクスの調整の特徴が解明。
・細胞の炎症性壊死の重要な分子メカニズムが解析。
・炭素ベース、高効率の水の光分解触媒が開発。
・単一タンパク質分子に対する磁気共鳴プローブが実現。
(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月26日