1972年以降になると、中国はまずアメリカに15頭のパンダを寄贈し、日本には8頭のパンダを寄贈した。韓国を含め、現在までに合計14ヵ国が中国からパンダを寄贈されている。
フランス、英国、スペイン等もまた中国のパンダ外交の対象となっている。ここ数年では、中国はカナダ(2013年)、マレーシア、ベルギー(2014年)と韓国にパンダを寄贈している。
しかし、1983年のワシントン条約の発効で、パンダ等の希少動物を他国に売ったり、寄贈することは国際的に禁止されるようになった。そのためこれらの寄贈は費用を受け取り、長期貸借という形がとられている。韓国に寄贈されたパンダも15年間の長期貸与の条件で、韓国は毎年100万ドル(約1億1300万円)をパンダ繁殖研究基金に支払わなければならない。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月7日