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長征ロケット、2016−20年に110回打ち上げへ

人民網日本語版 2016年03月07日15:12

全国政協委員で中国航天科技集団公司中国運載火箭(キャリアロケット)技術研究院元党委員会書記の梁小虹氏はこのほど取材に対し、「第13次五カ年計画期間(2016−20年)、長征ロケットシリーズの打ち上げ回数は過去最多となり、打ち上げ回数は同期間中に計300回目を迎える見通しだ。長征ロケットの打ち上げは、頻繁、新型、長距離、全面的という4つの見所を持つ」と語った。新華社が伝えた。

▽打ち上げが頻繁に

第11次五カ年計画期間(2006−10年)の長征ロケットの打ち上げ回数は48回、第12次五カ年計画期間(2011−15年)は86回に達した。第13次五カ年計画期間は110回に達する見通しで、年平均成長率は51%に達する。

▽新たなメンバーが加入

2016年には次世代大推力ロケット「長征5号」、中型ロケット「長征7号」が登場する。超大型ロケット案の論証も進められている。これらの新メンバーは、グリーンで地球にやさしい無汚染推進剤を全面的に採用しており、ハイテクという新たな能力を持ち、世界宇宙事業の一流技術を示す。

▽長征ロケットの打ち上げ距離が延長

論証中の超大型ロケットは15年内に初打ち上げを実現し、中国の宇宙打ち上げ能力を5倍以上に引き上げる。新型大推力ロケットの長征5号は、2020年に火星探査に用いられる。中国人の深宇宙探査の距離は、地球から38万キロ離れた月から5500万キロ離れた火星まで延長される。

▽長征ファミリーが勢揃い

第13次五カ年計画期間、長征ロケットはより整ったラインナップを形成する。特に2016年には、現役・新型ロケットが同時に登場する。これには、おなじみの長征2号丙、長征2号F、長征3号甲、昨年登場するなり注目を集めた次世代固体燃料ロケットの長征11号、間もなく初打ち上げとなる次世代ロケットの長征5号、長征7号が含まれる。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年3月7日

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