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中国の若いネットユーザー 意外にも高い両会への注目度 (2)

人民網日本語版 2016年03月10日16:02

人民日報はこのほど掲載した文章の中で、「若者は代表の出身や職務の履行に注目しているが、これは彼ら自身の利益と密接な関係がある。不動産価格や物価、雇用といった現実的問題は若者が注目する重点問題であり、両会が若者に寄り添い、若者の注目を集めるための鍵となる。会場で空論や常套句ばかりが話され、代表や委員が皆上から目線で大衆から離れていたら、若者は納得しないだろう」と指摘した。

若者が両会情報について知る方法にも新たな変化があった。微信(WeChat)や微博(ウェイボー)で代表をフォローし、関連情報を知ると答えた人が48.76%に上った。「インターネット+両会」が、若者の政治参加の魅力的なプラットフォームを創り出している。

若者たちにはこのほかにも、独自のやり方で政治に関わっている。驚いたことに、3分の1以上の若者が、代表と直接連絡を取り合ったことがあるという。個人メディアが最もスピーディな手段であることは明白であり、39.26%の回答者が賛同した。

1990年代生まれの代表も全人代に登場している。1992年生まれの鉄飛燕氏は最年少の全人代代表の一人だ。地方の両会ではさらに多くの1990年代生まれの代表が、「蟻族(低収入で低家賃住宅に集団生活する人)」の権益や出稼ぎ労働者の子女の教育問題などに注目している。彼らは皆、細かく着実に調査研究を重ね、大衆に寄り添おうとする気持ちを持っている。

今回ネット上でアンケートに答えた若者たちも、いつかは国家の大事を討議する場に足を踏み入れるかもしれない。多くの若者が参与することで、両会という重要な政治形式がより活気のあるものとなるだろう。(編集SN)

「人民網日本語版」2016年3月10日


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