残業が日常茶飯事という人も多いが、徹夜さえしなければ、健康に影響が出ることはないと考えていないだろうか?新華社が報じた。
米テキサス大学健康科学センターの研究結果によると、残業をすると心疾患リスクが上昇し、残業の時間が長くなるほど、病気になるリスクが高まる。研究者は、仕事歴10年以上の労働者1900人の長期研究データを分析し、労働時間と心血管疾患(CVD)の関係に迫った。すると、約43%の人は、CVDに関連する疾患(狭心症、冠動脈疾患、心不全、心臓発作、高血圧、脳卒中など)と診断されていた。また、平均労働時間が週45時間の労働者に比べて、週55時間の労働者は16%、週60時間の労働者は35%、心疾患リスクが高かった。関連する研究結果は、「労働環境医学ジャーナル」に掲載されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月29日