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米の摂取、肺がんの原因に?

人民網日本語版 2016年03月10日14:58

米を食べることで体に問題が生じるのだろうか?米テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者によると、米のような高GI値食品により、肺がんの罹患率が49%上昇するという。新華社が伝えた。

研究者は最近肺がんと診断された1905人の患者を調査し、2413人の健常者と比較した。その結果、高GI値食品を好む人は肺がんにかかりやすく、かつ喫煙をしない人の方が大きな影響を受け、罹患率が2倍となった。高GI値食品には、米、白パン、ベーグル、コーンフレーク、ポップコーンなどが含まれる。これらの食べ物は腸に入ると直ちに消化吸収され、糖分が迅速に血液に入ることで、高血圧と高血糖を引き起こす。これによりインシュリン様成長因子の摂動が生じ、肺がんのリスクが高まる。

研究者は専門誌「Cancer Epidemiology Biomarkers & Prevention」に掲載した記事の中で、「研究によると、タバコを吸わずアルコールの摂取を控え、なるべく運動するといった健康なライフスタイルを維持するほか、高GI値食品の摂取量に注意することで、肺がんのリスクを下げることができる」と指摘した。

健康を維持するためには、GI値が低い小麦、燕麦、スパゲッティなどの主食、こんにゃく、白菜、ほうれん草、アスパラガスなどの野菜を多めに摂取するべきだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年3月10日

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