2016年3月31日  
 

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北京地下鉄、飛び込み自殺対策の予防マニュアルを作成 (2)

人民網日本語版 2016年03月31日16:22

地下鉄2号線復興門駅のホームで列車を待つ乗客

救出のためハシゴなどをすぐに使える状態に

地下鉄の利用者は1日平均1千万人を超え、加えて駅員の数にも限りがある中で、どのように自殺しようとしている乗客を発見しているのだろう?

祝駅長によると、これまでの経験では、飛び込み自殺の多くは列車の後部で発生することが分かっている。そのため、各駅に対して、監視センターで見る防犯カメラを列車後部とトンネル口に固定し、列車後部の乗客の状況をリアルタイムで監視している。また、前門中隊が集めたボランティア360人も大きな役割を果たしている。乗車の過程で、列車後部の乗客の状態や精神状態に意識的に注目し、異常があった場合にはすぐに情報センターに報告している。また、必要な時には、内回りと外回りのトンネル口に朝7時から午後7時まで、一人ずつ配置し、飛び込み自殺の発生を防いでいる。

これまでのケースを考慮し、各駅は、ハシゴや緊急時に必要な道具などをホームの両側にある監視ルームと器材室に置いている。各部屋のカギは、元々監視ルームに置いていたものの、緊急時に少しでも早く対応するため、ホームの各駅員が持つようにした。そして、誰が緊急事態に遭遇してもすぐに対応し、迅速に乗客を救出すると同時に、運行への影響を最小限にとどめられるようにしている。


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