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<動画>芸は心から、手作り一筋30年の皮革職人 昆明

人民網日本語版 2016年04月01日10:34

雲南省昆明市の古い通りにある看板のない古い皮革製品店がレトロな輝きを放っている。周りを高層ビルに囲まれた市の中心部とは対照的ではあるものの、店主の許宝応さんは多くの人が慕って訪ねる昆明の職人だ。

3月30日、筆者は同市内のこの老舗を訪ねた。木造2階建ての低く小さな建物のベニヤ板からは灰色の土壁がのぞき、ガラス台はまだら色だ。看板のないこの皮革製品店は「又新皮革店」と呼ばれ、許さんは20数年前に父親が開設したこの店を受け継いだ。

過去の日々を振り返る彼はいくらか昔を惜しむ気持ちがこみ上げる。彼は取材に対し、「昔は自分の店で多くの皮革製品を製作していた。鞍、皮のトランク、弾丸箱などを製作していたが、社会の変化に伴い、これらのものはもはや誰も必要としなくなった。現在、来店する人の大半はベルトのオーダーメイドだ」と話す。

許さんが扱う道具の大部分は父親が残してくれたもので、年季が入っている。長年修理しないままの店舗は至る所でレトロ感が溢れている。それでもこの老舗は昔のまま多くの若者を惹きつけている。許さんは取材に対し、「自分の店のベルトは多くの人にとっての『一生もの』だ。3世代にわたり彼からベルトを買い求める常連客やベルトを作るためだけにわざわざ訪れる外国人、また微信(WeChat)や微博(ウェイボー)で店を探しオーダーメイドのベルトを作る若者もいる」と話す。

今や許さんは毎日ベルトを製作しなければならないほどで、商売もまずまずだ。ベルトの他に許さんは携帯のケースも製作しているが、自分の製品は外では買えないものだと強調する。現在、許さんの技術を息子が学んでいる。息子が現在自分の仕事を持っているにもかかわらず、許さんは今後、店を息子に譲り経営を引き継がせることで、許家の技を継承させていくと考えている。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年4月1日

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