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中国のネット有名人ビッグデータ 才女が圧勝 (2)

人民網日本語版 2016年04月13日08:29

過去10年間に見る3ステップ 文書、写真からマルチメディア

このビッグデータは「百度知道」がネットユーザーの検索回数に基づき過去10年間の注目度をポイント化してランキング付けしたものである。「百度知道」によると、この統計の最も評価すべき点は、中国のインターネットが急速な発展を遂げたこの10年間のデータをまとめているという点。また、ネット有名人の発展史を見ると、次の3つの発展段階を経ていることがわかる。

一つは初期における安妮宝貝や桐華に代表される文書を媒体としたものだ。2人はネット小説時代における才女であり、2人の言葉の才能はネット文学の方向性を左右し、その物語は数多くのネットユーザーの心をつかんだ。次は中期における「S型」芙蓉姐姐と自称「9歳で万巻の書を読み20歳でピークを迎え、IQは過去300年も向こう300年も追いつくことのできない」という鳳姐の2人に代表される写真を媒体とした有名人だ。2人は主に写真を公開することで注目を集め、見た目の醜さから多くのネットユーザーのツッコミを浴びて最終的にネットの有名人となった。そして最終段階が近年ネットで注目を集めるミルクティー少女やpapi醤などに代表される人物で、微博(ウェイボー)や微信(WeChat)、ネットバー、動画など様々な媒体に出現し、凄まじい勢いで注目を集めている。

ネット有名人を生み出す若者 最終的な注目ポイントは金儲け

こうしたネット有名人は誰が生み出しているのだろうか。年齢で見ると、21歳から25歳の若者のネット有名人注目度が最も高く、47.3%に達している。次いで20歳以下が39.9%、36歳から40歳が最も関心がなく0.4%で、41歳以上も0.6%であった。また、これらの若者が最も関心を向けるのが「如何にネット有名人になってお金を稼ぎ出すか」と「如何にネット有名人になるか」であった。どうやら顔面偏差値も家柄も平凡な若者に、ネットは有名人になるチャンスを提供しているが、むろんその成功率は非常に低い。


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