このほど開かれた第4回中国電子情報博覧会において、中国工業・情報化部(省)の懐進鵬副部長は、「中国はロボットなど先進的な新興分野の革新と産業化を非常に重視しており、産業用ロボットの保有台数は世界の4分の1を占めている」と述べた。人民日報海外版が伝えた。
アジアは世界のロボット技術発展の要衝であり、世界で最も重要なロボット市場だ。国際ロボット連盟(IFR)は、アジアにおける産業用ロボットの販売台数が、2015−17年に世界の3分の2を占めるようになると予想した。博覧会では、アジアのスマートロボット分野の融合と発展に交流と協力の場を提供する、アジアスマートロボット連盟の設立が発表された。データによると、中国のロボット市場規模は、この5年間で年平均36%の成長率を維持した。ロボット産業第13次五カ年計画によると、中国の5年後の産業用ロボットの年間販売台数は15万台に達し、中国のロボット産業の生産高は1000億元(約1兆6840億円)を突破する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月14日