ダイエットのために頭を悩まし、さまざまな方法を考えるが、食べるのをやめられないという人が多い。しかし最新の研究結果によると、食べる時に自分の咀嚼音に耳を傾けることで、食べる量とカロリー摂取量を減らせるかもしれないという。参考消息網が伝えた。
台湾メディアによると、研究者はテレビを見ながら食事する人の方が摂取量が多いのは、食事に集中していなかったり、食べ物のCMを目にするからではなく、テレビを見ることで気が散り、自分の咀嚼音に気づけないからであることを発見した。
研究に参加したRyan Elder准教授は、音は見落とされがちだが、食べた量を知らせてくれると述べた。Gina Mohr准教授も同意し、音の食事に対する重要性を強調した。
両氏はこれを「咀嚼音効果」とした。Elder准教授は、「テレビを見ながら食事すると、毎回多めに食べてしまう。余り多くないように見えるが、これを長く続ければ相当な量だ。次に食事をする際には、体重のため、食事に集中するべきだ」と提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月19日