2016年第6回北京国際映画祭が4月16日に開幕を迎える。その中で、今回特別に企画されている「2016北京・日本映画週間」は4月16日から24日までの日程で開催され、「乱」、「虎影」、「ピースオブケイク」、「劇場版MOZU」、「イニシエーション・ラブ」、「ヒロイン失格」、「忘れないと誓ったぼくがいた」、「あしたになれば。」の8作品が上映される予定で、観客の期待が集まっている。人民網が伝えた。
「2016北京・日本映画週間」は日中映画祭実行委員会が主催し、2016年第6回北京国際映画祭におけるチケットサイトの格瓦拉(GEWARA)と微票児が行う北京映画上映ユニットの中で実施される。映画週間のオープニング上映作品は、亡き黒澤明監督の名作「乱」の4Kデジタル修復版。その他の7作品いずれも想像力と影響力に溢れた作品で、日本映画の優秀な伝統を受け継ぐとともに、「芸術とエンターテイメント」を融合した日本の今を反映させた作品となっている。
この他にも日本映画週間は日本文化を体験する絶好のチャンスとなっている。映画上映だけでなく、ロケ地を紹介した「映画の旅」展示会、特別ゲストが出演する日本のポップカルチャーであるロリータにフォーカスしたファッションショーなどすばらしいイベントが盛りだくさんとなっている。
今回「天壇賞」審査委員を務める滝田洋二郎監督のほか、映画「乱」のヒロインを演じた女優の原田美枝子、「虎影」の西村喜廣監督と主演の俳優・斎藤工、有名プロデューサーの熊田雅彦らが、今回の日本映画週間のゲストとして関連イベントに出席する。また映画「モンスター・ハント」(原題:捉妖記)の萌えキャラ・フーバーも日本映画週間の特別ゲストとして登場する予定だ。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年4月12日