この漫画を創作したのは、漫画のキャラクター張小盒を創作した広東省広州市の漫画家陳縁風さんだ。妻が陳さんと娘の藍藍との後ろ姿の記念写真を撮影したことで、創作意欲を掻き立てられ、一連の「ほんの小さな幸せのひと時」を記録している。これに対し、「友情の小舟はひっくり返るかも知れないが、父親の大舟は永遠にひっくり返らないだろう」と感慨深げにコメントするネットユーザーもいる。
陳さんは、「実際に子供が生まれてすぐの頃からどのような形で彼女の成長を記録しようかと思っていた」と話す。最初、彼が考えたのは写真という形で残すことだったが、のちに写真は普通すぎると感じたため、「私は絵描きなのだから、絵で記録しようと思った」と続ける。
張さんは取材に対し、「子供を育てている保護者の多くはこの漫画を見ると確実によりよい両親になろうと決めたのが確かだ。若い読者には父親と自分のありふれた日常を思い出す。急いで娘を生む人もいるかも知れない。中国の男女比率のバランスにちょっと貢献してほしい」とユーモアを交えて語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月22日