中国浙江万豊科技開発株式有限公司は米ミシガン州ウォーレン市で18日、3億200万ドルで買収した米溶接ロボット応用システムサービスメーカーのPASLIN 社の譲渡・引継ぎを正式に行った。人民日報が伝えた。
同社によると、今回3億200万ドルという高値でPASLIN 社を買収したのは、世界の溶接ロボットシステム業界のリード役となるという目標を実現するためだ。買収後、現在のPASLIN 社の管理者層および800余人の従業員は保留された上で、さらに同州に150人の新規雇用が創出される。同州のリック・スナイダー知事は「この買収案は各方面にメリットがある」として、今回の買収に歓迎を意を示した。
国際ロボット連盟の統計によると、2013年から中国の産業用ロボット分野の市場シェアは連続で世界第一となっている。(編集MI)
「人民網日本語版」2016年4月20日