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中日シンクタンクと日本民間友好団体が黒竜江省で交流

人民網日本語版 2016年05月09日14:41

「赤い夕陽と黒い大地」の贈呈式の様子

15年戦争と日本の医学医療研究会など日本の10の民間団体が4日、黒竜江省を訪問し、同省社会科学院の専門家と、中日友好の動向や長期にわたる健全な発展などをめぐって、意見を交換した。また、同院名誉研究員で、大阪在住日本人作家の竹内治一氏の著作「赤い夕陽と黒い大地」の贈呈式も行われた。人民網が報じた。

近年、日本でも反戦・平和団体が増加を続けている。それら団体は日本社会において、戦争反対や平和を訴え、多くの人に平和を正しく知ってもらい、中日友好の動向や民間が長期にわたって健全に発展するうえで、大きな役割を果たしている。

同院の共産党委員会書記・謝宝禄氏は、「国交のために民間の親しい交流が必要。日本の反戦団体は、平和の維持や中日連携の点で、大きな役割を果たしている。民間団体が懸け橋となり、中日友好に引き続き貢献することを願っている」と語る。

贈呈式で贈られた「赤い夕陽と黒い大地」では、ある日本人高齢者の「満州国」における実体験を基に、旧日本軍の中国侵略戦争に対する訴えが綴られている。作者の竹内氏は、黒竜江省鶏西市の炭鉱で、中国人に強制労働を強いたり、資源を略奪したりする旧日本軍を目撃。戦争が中日両国の国民にもたらした苦難を描き、これまで思い続けて来た戦争反対を訴えている。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年5月9日

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