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「白玉蘭賞」の日本人受賞者が東京で集う

人民網日本語版 2016年04月18日13:51

上海市人民対外友好協会は12日夜、東京で「白玉蘭賞」の日本人受賞者との集いを開催し、過去の受賞者20人が集まった。上海市は1989年に、同市の経済的・社会的発展、文化交流に突出した貢献のあった外国人の専門家や学者、企業経営者を称えるために「白玉蘭賞」を創設。これまでに、1344人が受賞し、そのうち日本人が285人だ。

2014年、日中友好を促進しようと「白玉蘭賞」の日本人受賞者らが中心となって受賞者の集い「上海白玉蘭会」が発足した。メンバーの多くが上海と関わりの深い日本人企業家や学者だ。上海市人民対外友好協会の訪日を機に、過去の受賞者らが12日夜に集った。同協会の発起人は、中国で革命を志した孫文を支え続けた梅屋庄吉の子孫や超高層ビル・上海環球金融センターの投資・建設を行った森ビル。1917年に上海で「内山書店」を創業した内山完造氏の縁者である佐藤明久さんも発起人の一人だ。「内山書店」は、文学者・鲁迅が晩年に重要な活動拠点としていた。内山完造氏の親友として、魯迅はここで本の購入や来客との面会をしており、一時避難することもあった。

白玉蘭賞受賞者について、程永華駐日大使は、「長期間にわたり上海で仕事、生活をし、上海とゆかりが深いだけでなく、中日友好のために大きな貢献をしてこられた」と称賛した。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年4月18日

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