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人民網日本語版>>カルチャー

中国語を学ぶ人が世界で増加 増える中国語クラス

人民網日本語版 2016年05月09日13:55

ロシアのモスクワ国立言語大学の孔子学院が開催したイベントで茶道を披露する卒業生

ロシアのモスクワ国立言語大学に設置されている孔子学院の中国側院長・王鳳氏は、取材に対して、「申込者がこれほど多いとは予想外。猫の手も借りたいほどだ。同学院がモスクワで実施した2016年度初の中国語検定・漢語水平考試(HSK)には、680人以上が申し込んだ。昨年、受験者が最も多かった回よりもさらに30%多かった」と語った。人民日報が報じた。

近年、中国とロシアの文化交流は急速に進展。2006年を「中国におけるロシア年」、07年を「ロシアにおける中国年」、09年を「中国におけるロシア語年」、10年を「ロシアにおける中国語年」、12年を「中国におけるロシア観光年」、13年を「ロシアにおける中国観光年」、14、15年を「青年友好交流年」と位置付けて、大々的なイベントが行われ、民間交流が急速に活発化した。両国の国民の心が通じ合うためには、「言語」の壁を乗り越えることが第一関門となる。中国の国家漢語国際推広領導小組(国家中国語国際普及指導班)弁公室が06年にロシア初の、中国語や中国文化の教育及び宣伝を行う公的機関・孔子学院を開設して以降、ロシアでは中国語ブームが巻き起こり、中国語を学ぶ人が日に日に増加している。

前出孔子学院のロシア側院長・セレズネフ氏は取材に対して、「中国語を学ぶ多くの学生の中で、一番印象深かったのが、もうすぐ50歳の主婦。彼女は、茶道や中国語が好きで、中国語と中国文化にも魅入られ、最初は初級クラスだったのが上級クラスまで学び、卒業する際にはプロの中国語翻訳家になっていた。中国語には不思議な魅力があり、一旦好きになるとやめられなくなる」と語る。


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