2014年12月23日  
 

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中日関係の谷間にこそ重要な民間団体の役割

人民網日本語版 2014年12月23日15:56

中国中日関係史学会の創設30周年を記念する「中国中日関係史学会創設30周年座談会・学術年会」が20日、北京で開かれた。中国社会科学院の副院長を務めた中国中日関係史学会の武寅会長、中国社会科学院日本研究所の李薇所長、木寺昌人・在中国日本大使、日本国際交流基金北京日本文化センターの吉川竹二所長らが出席・挨拶した。中日問題にかかわる100人以上の専門家や研究者が参加した。

武寅会長は挨拶で、「中国中日関係史学会は30年の発展を経て、ますます多くの国内外の団体と関係を樹立し、招待や訪問、シンポジウム、報告会、相互交流などの多くの形式を通じて、中日両国の交流と理解の促進に積極的な役割を果たしてきた。中日関係が谷間に陥る中、学会は、厳しい試練に直面すると同時に、得難いチャンスも迎えている。中日関係研究を任務とする学会は、両国関係が友好な時に役割を発揮するだけでなく、両国関係が困難な時にさらに役割を発揮する。学会は今後、各種の学術活動の展開を継続すると同時に、民間団体の資源とメリットをさらに生かし、中日両国の民間交流を積極的に推進し、特に両国の知識人や学術界の意思疎通や相互交流を促進し、中日関係の健全で安定した未来に向けて貢献していきたい」と語った。

中国中日関係史学会は今回、かつて同会で活動を指導した劉徳有氏や徐惇信氏、呉学文氏、丁民氏、湯重南氏に重要貢献賞を授与した。


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