福建省三明市泰寧県開善郷で発生した土石流の救助活動は現在も進められている。9日午後8時の時点で、41人の行方不明者のうち3人は災害発生時に外出していたことが分かり、すでに連絡が取れている。災害現場からは34人の遺体が発見され、残る4人は依然行方不明となっている。人民日報が伝えた。
9日午前8時30分ごろ、地質災害救助の経験が豊富な福州消防支隊の53人の隊員が測位・捜索機器と救助犬4匹を携え捜索エリアに入った。現場では、「コアエリア、グリッドマップによる捜索、土砂を少しずつ除去、的確な捜索救助」という方針にのっとり、科学的な救助活動が行われている。