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中国ドラマ「ろうやぼう」が韓国で視聴率記録樹立 韓国で「漢流」ブーム (3)

人民網日本語版 2016年05月18日10:26

ドラマ「長征」は3度再放送

メディアは両国の文化交流を拡大する重要な手段。中華テレビ局の創始者、元理事長である、韓中メディア研究所の趙在九・所長は取材に対して、経営方針を語り、「当テレビ局を立ち上げたのは、韓国の人に中国の政治、社会、文化などを正しく知ってもらいたかったから。中国を理解することは、未来を切り開くことにつながる」とした。同テレビ局は、開設後すぐに中国の連続ドラマ「長征(The Long March)」を放送し、韓国で注目を集めたほか、韓国の政界でも好評を博し、3度再放送された。

「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜(原題:還珠格格)」は、「小燕子ブーム」を巻き起こし、「喬家大院(Jstars courtyard)」は、「漢風」を巻き起こした。趙所長は、「中ドラが韓国で人気上昇中であることは疑問の余地のない事実。中華文明は奥が深く、多様な文化を誇り、現代の創作者が、非常に豊富で美しいストーリーの背景などをそこから得ている。また、役者の名演技、クオリティの高い映像などが、韓国で中ドラファンが増加する原因となっている。中ドラは、韓国の周辺国でも安定した視聴者を有している。中華テレビ局のほか、韓国のChingTVやTVB韓国、武侠TVも中国の番組を専門に放送するチャンネル。これらのチャンネルが存在していることは、韓国における中ドラに対する注目の高さと中国に関するさまざまな情報が必要とされていることを物語っている」との見方を示している。

中国語を学ぶ韓国人が増加しており、韓国語の字幕付きの中国語ドラマを見るというのがその勉強方法の一つとなっている。

中韓自由貿易協定(FTA)が昨年12月20日に発効したのを機に、映画・文化交流や合作映画の製作などの促進を目指し、上海とソウルは映画週間を開催した。駐上海韓国総領事の韓碩熙氏は、「現在、両国の映画・ドラマの文化交流や提携は、これまでになく密接で、今後さらにそれが深まっていくことを願っている」と語る。

CJ E&Mは現在、中ドラの放送のほか、中国の連続ドラマの製作にも積極的に関わっている。例えば、中韓合作ドラマ「相愛穿梭千年(Love Through a Millennium)」は昨年放送され、同期のドラマ視聴率トップとなった。中華テレビ局も、中国のネット小説をリメイクした映画・ドラマや中国の特色が濃いネット映画・ドラマにも注目している。(編集KN)

●はおうへんに邪

「人民網日本語版」2016年5月18日


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