2016年のドラマ市場においては青春をテーマにしたリメイク作品がひと際異彩を放っており、「八月如央」、「彼岸花」などのようなテレビドラマが業界関係者の注目を集めている。有名な作品をリメイクしているほか、大勢の優秀なドラマ制作チームが参入している。ある業界関係者は、「2016年は青春をテーマにしたドラマがテレビ画面に戻ってくる。『青春文芸年』になるだろう」と、早々に予測している。
帰ってきた青春文芸リメイク作品
2015年における時代劇ブームは未だ熱冷めやらぬ状態だが、「琅琊榜(ろうやぼう)―麒麟の才子、風雲起こす― (原題:琅琊榜)」と「羋月伝」の時代劇2作品は昨年のテレビ画面を賑わせていた。今年のドラマ市場においての青春文芸系の作品は既に静かに動き始めている。「どれもこれも時代劇、チャンネルを変えるだけでは無駄」というテレビドラマ界だがゆっくりと「青春の風」を感じるようになってきた。時代劇に比べ、現代劇や青春ドラマは視聴者の青春や人生の思い出に近い。若年層の視聴者からすると、学校内の物語、淡い初恋は現実生活に最も近く、初めての職場での奮闘も自分の状況に似ている。これらが青春文芸リメイクドラマの人気が上昇し続けている原因だといえる。
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