有人潜水艇「蛟竜号」は18日、北西太平洋ヤップ海溝西側で、同海域における第3回科学応用潜水に成功した。最大潜水深度は6796メートル。この潜水深度は、蛟竜号の2013年の試験的応用潜水以来で最大となった。新華網が伝えた。
今回の潜水作業では近海底を約3キロ航行し、海底の多くの高画質動画・写真を撮影した。短い柱状の沈積物を6本分、有櫛動物を1匹、大型海底生物のヒザラガイを2匹、近海底水を16リットル集めた。また、近海底環境データを入手したほか、潜水士見習いの海上メイン操縦訓練を実施した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月19日