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人民網日本語版>>経済

ヨーカドー 北京撤退が秒読みか 大興店も来月閉店 (2)

人民網日本語版 2016年06月02日08:14

ヨーカドーは発展のタイミングを喪失した原因を何度も何度も考えてきた。食品分野で消費者に評価される一方、衣料や生活用品には相当な投資をしながら、消費者のニーズと変化に十分に対応することができなかった。陽光新業地産株式有限公司は北京ヨーカドーが北京に進出した当初からの重要な戦略的協力パートナーで、両社は協力して成都市と北京市で数多くの店舗をうち出してきた。陽光関連部門の責任者は、「北京ヨーカドーの業績悪化はチームと戦略に主な原因がある。ヨーカドーは中国市場で成都チームと北京チームの2チームを擁し、7~8年前に北京の運営チームが速やかに市場戦略を調整していれば、今日のような局面には至らなかった」と話す。

▽撤退が秒読み?

これ以上失敗が続くと、ヨーカドーの北京での生き残りは難しくなる。事情通によると、北京ヨーカドーの残る4店舗はいずれも赤字だ。変革にはサプライヤーの協力が欠かせないが、市場での不振ぶりを受けてサプライヤーは赤字の事業の切り離しを考えるようになった。ヨーカドーの現状はサプライヤーの信頼を得ることができず、業績も悪循環に陥っている。

消費者の嗜好の変化に早急に対応することでヨーカドーは市場でのチャンスを先につかまえることができ、「デパートプラススーパー」という業態の革命を起こすことができる。時代と共に変わることができなかったこと、これがヨーカドーが北京で苦境に陥った最大の要因だ。ヨーカドーはここ2年間のサプライヤー総会で、08年に業績がピークに達した時点で速やかに変化を打ち出せなかったことが誤りだと繰り返し述べてきた。ヨーカドーは今日までの間に、北京エリアで業績の好不調の境目を越えて新たな成長の軌道に足を踏み入れることができなかった。


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