英総合月刊誌「モノクル」がこのほど2016年の「住みやすい都市ランキング」を発表し、日本の東京が1位に選ばれたほか、2位にはドイツのベルリン、3位はオーストリアのウィーンが選ばれた。中国新聞網が豪州網の報道を引用して報じた。
昼の顔だけでなく、「ナイトライフ」も都市生活を評価するポイント
「モノクル」は、安全性、国際化の取り組み、気候、建築物の質、交通アクセス、都市の寛容度、環境問題、都市設計、商業条件、医療保険などを総合的に評価した同ランキングを06年から毎年公表している。また今年の同ランキングでは、昼間の都市に注目するだけでなく、そのナイトライフにも活気があるかに注目している。
東京が今年もトップ ロンドンはランク外
東京がトップになったことについて、「モノクル」のブリューワー編集長は、「東京の最も魅力的なところは、昼も夜も経済活動が活発であるところ。他の都市が24時間眠らない都市をどのように運営するかについて話し合っている時に、東京は既にそれを実行しているからだ」と説明している。
東京は昨年も同ランキング1位で、14年は2位だった。東京では、ナイトクラブが平均早朝5時に閉店するほか、本屋が1300軒ある。その他、24時間営業のナイトクラブが多いベルリンが2位に、語学スクールが111校あるウィーンが3位に入った。意外だったのは、英国のロンドンがランク入りしなかった点だ。「モノクル」によると、ロンドンのナイトライフはお金がかかりすぎるため、かえってこの都市の魅力を下げているとしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月22日
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