英国の有名学術誌ネイチャーは21日、コラムの中で、同誌の記者と編集者が選出した優秀な中国人科学者10人を紹介した。彼らは神経科学、宇宙科学、構造生物学などの分野で重要な影響力を持ち、同時に世界科学分野における中国の地位向上という面でも重要な力を発揮している。科技日報が伝えた。
同リストには4人の女性科学者が含まれる。それぞれ、小麦と米にCRISPR-Cas9ゲノム編集技術を使用した中国科学院遺伝性物研究所研究員の高彩霞氏、タンパク質が原子層でどのような働きをするかを観察した清華大学構造生物学者の顔寧氏、基礎神経生物学と大脳健康転化に寄与した香港科技大学理学院長の葉玉如氏、古代DNAを使い現代人の起源の謎を解いた中国科学院古脊椎動物・古人類研究所博士の付巧梅氏。
他にも中国環境保護部(省)の陳吉寧部長、有人潜水艇「蛟竜号」5000メートル海上試験現場副総指揮の崔維成氏、国家海洋局極地観測弁公室副室長の秦為稼氏、国家宇宙科学センター長の呉季氏、中国科学院高エネルギー物理研究所長の王■芳氏(■は貝に台)、量子情報技術分野の「新星」と呼ばれる中国科学技術大学教授の陸朝陽氏が選出された。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月22日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn