アメリカ天文学会惑星科学部会は10日、5つの年間天文大賞の受賞者を発表した。中国科学院国家天文台の惑星専門家である鄭永春氏が、カール・セーガン記念賞を受賞した。新華社が伝えた。
カール・セーガンは天文学界で有名な、科学知識の普及に貢献した人物だ。同部会のプレスリリースによると、カール・セーガン記念賞は一般人への知識普及に多大な貢献を成し遂げた人物に授与される。鄭氏は「倦むことなく中国の一般人に惑星科学知識を伝え、西側世界に中国の科学を示した」ことを理由に、今年の受賞者となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月13日