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青年交流が上海協力機構交流の新たな目玉に

人民網日本語版 2016年06月23日13:42

Russian-Tajik Slavonic Universityのマンスロフ副学長はこのほど大連外国語大学で行なわれた第10回上海協力機構加盟国教育ウィーク「教育に国境はない」に参加した際、今年9月に同大学上海協力機構事業の学生少なくとも2人が大連外国語大学で学ぶことを紹介したうえで、教育ウィークと大連外国語大学のロシア語人材育成を高く評価した。人民日報が伝えた。

開始以来ロシア各都市で開催されてきた「教育に国境はない」は、今回初めてロシア以外の上海協力機構加盟国で開催された。ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、中国の教育省の担当者、中国駐在の外交官、上海協力機構プロジェクト大学の学長、プロジェクトの担当者、専門家ら80人近くが参加し、協力合意に調印した。

上海協力機構は加盟国青年学生の教育と育成の取り組みを非常に重視している。「上海協力機構大学」の設立と急速な発展がその最良の例証だ。2007年の上海協力機構ビシュケクサミットで、ロシアのプーチン大統領が「上海協力機構大学」の設立を提唱した。上海協力機構大学はすでに世界で最大、参加人数最多の地域多国間国際教育協力事業に発展。加盟5カ国の80校近くの大学で構成され、地域学、生態学、エネルギー学、IT、ナノテクノロジー、経済学、教育学をカバーしている。

中国はこれまで同様に加盟国間の教育協力を支持し、習近平国家主席、李克強総理など中国指導者の教育分野における対外的約束を真剣に実行する。中国側は上海協力機構青年交流年の早期開催を支持するとともに、2016~2017学年度から5年間に加盟国の学生2万人に中国政府奨学金を給付することを決定した。引き続き孔子学院の教師と学生が中国での研修を招待、加盟国の青年学生が中国でサマーキャンプを参加することを招待する。

過去10年近く、上海協力機構加盟国は青年フォーラム、大学生芸術祭など豊富で多様な青年文化活動を繰り広げてきた。こうした多彩な活動は参加者に素晴らしい思い出を残し、加盟国の人々の友情を深めるために貢献する意志の種を彼らの心に蒔くとともに、上海協力機構の事業により多くの青年を引きつけ、加盟国が各分野の協力を展開し、友情の木を育てるための十分な人的資源を確保した。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年6月23日

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