米人事コンサルティング・マーサーの2016年世界生計費調査は、生活費が最もかかる19都市をまとめ、アジアの都市がその約半数を占めた。なかでも、シンガポールの物価は、東京やソウル、上海、ニューヨーク、ロンドンなどを上回り4位。昨年2位だった香港が1位になった。中国新聞網が海外メディアの21日付の報道を引用して報じた。
マーサーは、各国の為替レートや住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などの価格をもとに、都市ランキングをまとめている。アジアやアフリカの多くの都市の生活費が西洋諸国の都市を上回り、海外駐在員を抱える企業の人件費などにも影響を与えていることを示している。
都市ランキングではアジアの8都市がランク入りし、金融センターとなっている香港はここ数年上昇し続けており、今年は昨年トップのアンゴラの首都ルアンダを抑えてトップに躍り出た。
その他、シンガポール4位、東京5位、上海7位、北京10位だった。ソウルはトップ10から姿を消し、15位に順位を下げた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月23日
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