中国社会科学院大学院国際エネルギー安全研究センターと社会科学文献出版社はこのほど北京で、「世界エネルギー青書:世界エネルギー発展報告(2016)」を共同発表した。それによると、2014年下半期には国際原油価格が大幅に下落し、15年にも変動しながら低下していき、同じ時期には世界市場における天然ガス価格も大幅に下落したという。
同大学院の院長でもある同センターの黄暁勇センター長は、「原油価格下落によって次々に打撃に直面するが、クリーンエネルギーと再生可能エネルギーは基本的に順調な発展ぶりを保っている。具体的にいうと、世界的に原子力発電の発展が徐々に回復し、原子力発電施設の発電容量は小幅ながら増加した。再生可能エネルギーによる発電は徐々に安定し、15年の世界の風力発電の設備容量は前年比17.2%増加した」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月4日
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