李丹さんは普通の会社員だが、彼女のペットは普通ではない。彼女は家で2匹のヒルをペットとして飼っているのだ。李さんは、「ヒルの飼育は非常に簡単で、生きた魚を買ってくればいいだけ。毎週、新鮮な魚を買ってきてヒルに血を吸わせ、エサにした魚はスープか焼き魚にして食べる」と話す。
なぜヒルを飼うのかという質問には李さんは「ただただ個人的な好み。私たちヒルの飼主は微信(WeChat)でグループを立ち上げた。メンバーは今年初め十数人だったのが、今では30人以上にまで増えた。実はヒル好きはけっこう多い」と話す。
また李さんは「ヒルをペットとして飼うのは孤独なことだということを認めざるを得ない。ヒルと人間の間には何の交流もないことは確か。たまにはニョロニョロと動き、血を吸うとまるまると太くなる。時間をかけてゆっくり消化し、元の小さな姿に戻る。でも何ともいえない気持ちが生まれ、これからも頑張って飼い続けていくつもり」と続けた。
専門家は、「クモや毒ガエルなどの猛毒を持つ生物もしくは危険な生物を室内で飼育したり、自然に放したりした場合、生態系バランスに危害を及ぼすだけでなく、飼主や市民に対して深刻な脅威となる。関連当局はこうした危険な動物をペットとすることを取り締まる新たな法律規定を迅速に打ち出すべきだ」とした。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年7月15日
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