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人民網日本語版>>政治

安倍氏の改憲の野望を支える「三本の矢」

人民網日本語版 2016年07月12日13:55

日本の参議院選挙は10日、投開票が行なわれた。共同通信社の11日未明の報道によると「改憲勢力」は3分の2以上の議席を獲得した。これは安倍氏が国会で「改憲の条件を整えた」ことを意味する。改憲実現にはまだ国民投票を経る必要があるが、アジア隣国を始めとする外部はこの大きな一歩に日本軍国主義復活への警戒をさらに強めざるを得ない。人民日報が伝えた。

毎日新聞の報道によると、先月の選挙活動開始時の演説では、野党の候補者88人中54人が憲法改正に言及し、有権者に警戒を促した。一方、自民党の候補者55人中、改憲に言及したのは1人だけだったうえ、自民党が直ちに憲法を改正することはないと述べた。自民党の高村正彦副総裁もテレビのインタビューで、たとえ改憲勢力が衆参両院で3分の2の議席を獲得しても、すぐに憲法を改正する可能性はほぼゼロだと述べた。

安倍政権は「アベノミクスを引き続き推し進めるのか、それとも暗い低迷した時代に戻るのかを決める選挙だ」と有権者に呼びかけ続けた。

当然これは、安倍政権が改憲の努力を放棄したことを意味するものではない。「安倍氏にとっては改憲こそが最も重要であり、その他の経済成長、民生改善などは支持率を得るための手段であり、真の野望を実現するための序曲であると見なすことができる」と、外交学院国際関係研究院の周永生教授は語る。

今回の選挙で、安倍政権は「改憲の条件を整えた」。「安倍氏の最終目標は終始改憲だ。集団的自衛権への接近は第一歩で、現在は鍵を握る第二歩だ」と、中国社会科学院日本研究所対外関係室の呂耀東室長は語る。


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