• 南海仲裁
2016年7月15日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国人科学者、高性能水素貯蔵材料を開発

人民網日本語版 2016年07月15日16:27

広東医科大学が発表した情報によると、同校薬学院教員の劉建強氏が研究する金属有機骨組み材料が、水素貯蔵材料分野で画期的な成果を得て、新型トポロギー構造の水素貯蔵材料を合成し、水素貯蔵能力の改善と材料の水素貯蔵効率の大幅な向上を実現した。関連成果は近く英王立化学会の論文誌「Journal of Materials Chemistry A」で発表される予定だ。科技日報が伝えた。

水素エネルギーが水素燃料電池として交通ツールで大量に使用される際に、金属有機骨組み材料が重要な力を発揮する。この材料は主にガスの貯蔵、触媒、センシング、薬剤放出などの分野に使用される。純度と結晶度が高く、低コストで大量生産でき、構造をコントロールすることが可能といった長所がある。

劉氏は「MOFs材料は部屋と同じようなものだ。細孔容積の大きさは部屋の大きさに相当し、孔径の大きさは私たちが部屋に入る時のドアのようなものだ。ドアを大きく開けば、ガスが多く入り、水素貯蔵量が増える。表面積と細孔容積が広く、孔径とトポロギー構造が調整でき、熱安定性が高いといった長所がある。我々は最小のカルボキシ基を使い世界初のトポロギー構造を持つGDMU-2-MOFsを合成した。基構築の機能化の、材料のミクロ構造と性能に対する調節作用を明らかにし、最終的に水素貯蔵能力の同時改善、水素貯蔵能力の大幅な向上を実現した」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年7月15日

関連記事

コメント

最新コメント