「ベッドに横になれば『醤油煮込み』状態、ござを敷けば『鉄板焼』状態」――微博(ウェイボー)や微信(Wechat)の「モーメンツ」上では最近、このような投稿が少なくない。このようなジョークが出る原因はずばり、全国の一部地域で続く猛暑だ。人民日報海外版が報じた。
ここ数日、全国各地で高温警報が発令されている。毎日高温が続く中で、各地ではいかにしてこの「あぶり焼き」モードに対応し、住民の快適な生活を保障し、高温下における従業員の作業を調整しているのだろうか?
○熱波来襲、耐えがたい暑さ
北京市気象台は10日、高温黄色警報を今年初めて発令した。翌11日、北京市内のほとんどの地区では、最高気温が35℃から37℃に達した。気象当局は、北京は今週前半、気温・湿度がともに高く、蒸し暑い天気が続くとの見通しを示している。
北京以外の他の地域でも、程度の差はあるものの、猛暑となっている。重慶市気象台は9日、今年初の高温オレンジ色警報を発令、市街地域では最高で40℃に達した。台風1号(ニパルタック)をとりまく下降気流による猛烈な温度上昇作用の影響で、広西チワン族自治区では、今年に入り最大規模の猛暑となり、10日以降、自治区内のほとんどの地域で、最高気温が35℃から36℃となった。また、湖南、内蒙古(内モンゴル)、福建の各地でも程度の差はあれ猛暑となっている。
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