女性向けSNSファッションECプラットフォームの美麗説がこのほど発表した「2016年上半期ホワイトカラー女性のファッション消費報告書」によると、同期の女性のファッション消費は参加型がディスプレー型を初めて上回り、約60%が商品のおすすめやSNSでのやりとりを通じて消費を行い、自分で直接検索して商品を購入するという人の割合が40%に低下したという。「北京商報」が伝えた。
美麗説は最大の原因として、消費にあたり商品情報があり過ぎて選ぶのが難しくなっていること、オピニオンリーダーから選択に役立つアドバイスを十分に受けられることを挙げる。次に、ネットワーク通信の発展にともない、モバイルインターネットにおける女性の特徴が徐々に明確になり、人と情報を共有したりコミュニケーションしたりしながら新しいものを試してみたいとする意欲が高まっていることがある。1対1の交流であればすぐに反応が返ってくるので、ネットユーザーは注目されている感じや帰属感を抱くことができる。また女性の独立意識の高まりにともない、消費の選択では商品そのものにとどまらず、商品に内包された中味や価値観も一層注目されるようになっている。
同報告書によると、二線都市と三線都市の女性はオピニオンリーダーのおすすめをより重視する傾向がある。各都市の女性の参加型消費の割合番付をみると、トップが哈爾濱(ハルビン)で49.8%、次は杭州で48.3%、次は武漢で47.6%だった。データをみると、8割以上の女性はファッション消費が前年同期を上回り、4割以上は毎月の支出が2千元増え、約1割は3千元以上増えたという。昨年並みとした女性は2割に満たなかった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月11日
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