中国航天科技集団公司が27日に発表した情報によると、年末に打ち上げを予定している気象衛星「風雲4号」は、中国初の稲妻イメージング装置の地域内の稲妻観測機能により、中国初の「稲妻を捕捉できる」衛星になる。科技日報が伝えた。
同衛星は中国第2世代静止軌道気象衛星の1号機で、地球から3万6000キロ離れた地球同期軌道で稼働する。設計上の使用寿命は7年。高空からまばたきもせず地球を「凝視」することで、地球観測の時間利用率を8割弱にする。主に地球表面および雲のマルチスペクトル・高精度・定量観測データと画像を入手し、大気の気温と湿度の垂直構造の観測を行う。衛星画像、リモートセンシングデータ、製品の放送を分割して配信し、同時にデータ収集システムを利用することで各種地球環境データを自動的に収集し、太陽活動と宇宙環境を観測する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月1日
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