「世界水循環観測衛星(WCOM)」は中国人科学者が打ち出した、初の水循環における重要要素を同時に観測する科学衛星計画であり、中国が重大で先進的な科学問題に向け打ち出した初の宇宙地球科学衛星計画でもある。科技日報が伝えた。
中国科学院リモートセンシング・デジタル地球研究所研究員の施建成氏は「南方の洪水、一部地方の干ばつは、水循環の特徴の地域的な変化による現象だ。この現象をいかに予報し、また認識をさらに深めることは、最も解決が急がれる科学問題だ。WCOMの実施後、これをもとに国際水循環観測衛星ネットワークを形成し、中国の同重要科学分野における地位を大幅に向上させることができる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月12日
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