2016年7月29日  
 

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小米ノート「Air」 アップルをにらみレノボを叩く

人民網日本語版 2016年07月29日09:00

これまで何度も話題になっていたうわさの存在が、ついにその姿を現した。小米科技(シャオミ)は27日、同社初のノートパソコン「Air」を発表した。今、パーソナルコンピューター(PC)という斜陽産業に乗り出した小米には、どのような勝算があるのだろうか。「北京商報」が伝えた。

▽アップルをマーク

小米は27日のスマートフォン新機種「紅米Pro」の発表会で、長らくあたためてきた「Air」を突然発表した。

注目されるのは、聯想(レノボ)や華為(ファーウェイ)などのメーカーが「タブレット+ノートパソコン」を製品のコンセプトにしているのに対し、小米の「Air」は外観、デザイン、性能などいろいろな部分にアップルのノートパソコン「Mac Book」の影響がみられることだ。小米の創業者で会長兼最高経営責任者(CEO)の雷軍氏は、発表会でアップル製品の実物を持ち出して「Air」と比較することもしている。

業界アナリストは、「これまでに小米が発表してきたいろいろなスマートフォンはアップル製品と対照的で、技術やデザインを強調する上で小米独自のコストパフォーマンスを際だたせている。こうしてたくさんのアンドロイド携帯電話から市場を奪った。さらにアップルのノートパソコンと比較すると、小米は営業販売面を考えているが、実際には他ブランドに対する示威行動になっている」と話す。

▽新しい駆動力

現在、世界のPC市場は下ぶれ状態が続いており、多くの業界アナリストが小米の参入を楽観視していない。市場調査会社ガートナーがこのほど発表した世界PC市場の第2四半期(4-6月)の出荷報告書によると、同期の世界のPC出荷量は前年同期比5.2%減少して、6430万台になった。これにより世界PC出荷量は7四半期連続で減少したことになる。


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