福原選手が言う「李魔王」とは李選手のことで、「張魔王」とは、08年の北京五輪で福原選手のベスト8入りを阻んだ張怡寧選手。福原選手が「魔王」と呼ぶのには訳がある。今回の試合の第3セットと第4セットでは、福原選手はいずれも1点しか取ることができず、まさに李選手の完勝。その1点も李選手が手を緩めたからのように見える内容だった。このようなゲーム内容は、北京五輪の卓球女子シングルスの4回戦で福原選手が張選手に挑戦し、ねじ伏せられた試合を思い出させる。その試合でも、9-0でリードしていた張選手が、0点ではあまりにかわいそうと、わざとミスして福原選手に1点を与えた。
その「張魔王」はすでに引退し、福原選手も日本ではベテラン選手の域に入っている。今回、李選手に敗れたものの、福原選手は4強入りし、五輪での自己ベストを記録した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月11日
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