リオ五輪にも蔓延する「スタンプ」　中国第5の「大発明」と呼ばれる (2)

自分のスタンプが印刷されたマスコットを持ってイベントに参加した張学友（上）と姚明のスタンプ

○スタンプの今・昔

スタンプはSNSの発展とともに形成された流行文化だ。移動ネットワークの発展に伴い、人々は、流行しているスター、アニメ・漫画、映画・テレビに関連するイラストを素材に文字を組み合わせて、特定の気持ちを表現する。

中国では「張学友（ジャッキー・チュン）スタンプ」シリーズが有名だ。張学友自身、大変気に入っており、自分のスタンプが印刷されたマスコットを持ってイベントに参加したこともあった。

その後、多くの映画・テレビスターを題材とするスタンプが、ネット上で流行し始めた。姚明や成龍（ジャッキー・チェン）らスターも、続々とスタンプの素材となった。姚明氏はある取材を受けた際に、ネットユーザーが制作した「姚明スタンプ」について、「皆さんが気に入ってくれたなら、僕は嬉しい」とコメントした。